日焼け止めは塗らない方がいいは嘘!正しい紫外線対策を医学生が解説

ぽっぽ

日焼け止めは肌の負担になるから塗らない方がいいって本当?

結論から言うと、日焼け止めは毎日塗った方がいいです。

ただし、日焼け止めはきちんと落とさないと肌の炎症の原因になります。

クレンジングもセットで使用してください。

今回は、日焼け止めを塗らないとどうなるのかについて解説。

初心者の方に向けて日焼け止めを選ぶポイントについても紹介しています。

この記事を書く僕は、現役医学生。2023年には医師国家試験を受験予定です。

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目次

日焼け止めを塗らないと将来どうなる?

シミやほくろができやすい

肌では、紫外線を浴びるとメラニンという色素が作られます。

メラニンは紫外線から体を守る働きをしますが、増えすぎると1か所に集中してしまいます。

シミやほくろは、肌を守るメラニンが異常に作られてしまった状態です。

シワ・たるみができやすい

真皮ではコラーゲンやエラスチンが皮膚の構造を保っています。

紫外線を浴びるとコラーゲンやエラスチンが壊され、シワやたるみができやすくなってしまいます。

皮膚がんになりやすくなる

紫外線によって皮膚の細胞のDNAが壊されます。

壊されたDNAは修復されますが、何度も壊され続けると直し間違えてしまい、皮膚がんの原因になると考えられています。

【初心者向け】日焼け止めの選び方

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今まで日焼け止めを塗る習慣がなかったんだけど、どんな日焼け止めを選べばいいの?

という方のために、日焼け止めを選ぶ際のポイントを3つご紹介します。

SPF30前後の日焼け止めを選ぶ

SPFとは、何も塗らなかった場合に比べて「何倍の時間」日焼けせずにいられるかという指標です。

一般に約20分ほどで日焼けが起こるので、

SPF50だと「20分×50=1000分(約16時間)」の間、日焼けしにくくなるということです。

普段の生活では16時間もずっと日光に浴び続けることはないと思います。

また、SPFが高いと肌への刺激も強くなるのでSPF30程度で十分です。

ちなみに、PAはUVAという紫外線をどれくらい防ぐのかという指標です。

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SPFが高いとPAも高い傾向にあるのでそこまで気にしなくていいです。

クレンジング不要の日焼け止めだと落とすのが簡単

日焼け止めは時間がたつとただの汚れ。

汚れをきちんと落とさないと炎症の原因になります。

シャカシャカ振って使うウォータープルーフの日焼け止めは、お湯だと落ちにくいものが多いです。

クレンジングを使わないときれいに落ちないのですが、

  • 「クレンジング不要」
  • 「せっけんで落とせる」

とパッケージに書いてある日焼け止めだと、普段の洗顔で落とせるので手入れが簡単です。

ニキビ肌にはノンコメドジェニック処方

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ノンコメドジェニックって何?

毛穴に皮脂や角栓が詰まった状態のことをコメドといいます。

ニキビ菌がコメドに閉じ込められるとニキビができやすくなってしまいます。

ノンコメドジェニックは毛穴が詰まりにくい商品で、ニキビができにくくなっています。

日焼け止めを塗らない紫外線対策

日傘・帽子・長袖で紫外線を防ぐ

物理的にガードすれば紫外線を浴びることを防げます。

特に黒色の服は光を吸収しやすく日焼け止め効果が高いです。

ただし、黒色の服は暑くなるので熱中症には注意してください!

サングラスで目からの日焼けも防ぐ

目に入った紫外線は、目の角膜や水晶体で吸収されます。

紫外線が目に大量に入ると、白内障という目の病気になることもあります。

日本で生活する上ではそこまで気にしなくていいと思いますが、気になる方はサングラスもするといいでしょう。

抗酸化作用のある食べ物をよく食べる

紫外線などのストレスで、体は酸化によるダメージを受けてしまいます。

抗酸化作用とは、私たちの体の身代わりとなって酸化されることで、細胞を守ってくれる働きのことを言います。

抗酸化作用のある物質は、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなど。

小松菜などの緑黄色野菜を積極的にとりましょう。

よくある質問

日焼け止めをニキビの上から塗っても大丈夫?

ニキビができにくい日焼け止めを選んで使用すればOKです。

先ほどご紹介したノンコメドジェニック処方の日焼け止めがおすすめです。

日焼け止めはいつから塗らないといけない?

紫外線は1年中降り注いでいます。

理想は雨の日も曇りの日も毎日欠かさず日焼け止めを塗ることです。

しいて言うなら紫外線量が特に多くなる5月~9月頃にはしっかり塗った方がいいと思います。

UVカットの下地を塗っていれば日焼け止めは塗らなくても大丈夫?

日焼け止めはUVカットの下地の上からでも塗ることをおすすめします。

日焼け止めは結構多めの量を塗らないと効果がありません。

下地はそんなに多くの量を塗ることはないと思うので、ファンデーションの上から日焼け止めを塗るのがいいです。

【まとめ】肌荒れを防ぐために日焼け止めは必須!

日焼け止めを塗らないと、数年後いろんな肌トラブルが起こります。

今すぐ日焼け止めを買って紫外線から肌を守ってくださいね。

落ちにくいタイプの日焼け止めならクレンジングも忘れずに!

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この記事を書いた人

【美容×医学のブロガー】読者さんを美肌にする|偏差値70overの国立大学医学部|5年生|メンズ美容

資格
・Student Doctor
・日本化粧品検定3級
 (日本化粧品検定1級:5月受験予定)

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