クレンジングと洗顔ってどう違うの?メイク落としとは別?
今回は、こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- クレンジングと洗顔の違い
- クレンジングと洗顔の順番
- 「W洗顔不要」とは何か
この記事を書く僕は、現役医学生。2023年には医師国家試験を受験予定です。
本記事の執筆者
顔の洗浄剤には、「クレンジング」と「洗顔料」の2種類あります。スキンケア初心者のころは、違いがよくわかりませんよね。
とはいえ、どちらも正しい使い方をしないと肌に負担がかかってしまうので、2つの違いをしっかりと理解しておく必要があります。
そこで今回は、クレンジングと洗顔の違いについて解説します。
「W洗顔不要」の意味についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
クレンジングと洗顔の役割の違い
「クレンジング」と「洗顔」の違いを簡単に説明すると、以下の通りです。
- クレンジング:洗顔料では落ちない汚れを落とす、強力な洗浄
- 洗顔:主にせっけんを使った、一般的な洗浄
ちなみに、クレンジングとメイク落としはほぼ同じと考えてOKです!
以下で、違いを詳しくチェックしていきましょう。
クレンジングの役割
クレンジングとは一般的に、普通の洗顔では落ちないような汚れを落とすために使われます。
例えば、以下のようなものですね。
- ファンデーション
- アイライン
- 口紅
- 日焼け止め
- 毛穴汚れ
これらは主に油分で構成されており、水には溶けにくいものばかりです。
「油分は油分に溶かして落とす」ことが基本になるため、クレンジングが必要になります。
油汚れを一気に落としてくれるのがクレンジングです!
とはいえ、クレンジングは洗浄力が強い分、肌への負担も大きいことがしばしば…。
正しい使い方をすることが重要です。
洗顔の役割
洗顔は、多くの方がイメージする通りです。
洗顔といっても、水だけで行うものから、洗顔料を使ったしっかりしたものまで様々ですが、いずれにせよ顔を洗うという行為に変わりありません。
基本的に、クレンジングはメイクや日焼け止めを塗る人だけすればOKですが、洗顔は全ての人が行うべきであるところが特徴でしょう。
洗顔をきちんとマスターしないと美肌にはなれません。
クレンジングと洗顔をする順番
それでは、クレンジングと洗顔をするタイミングについてお話します。
クレンジングと洗顔の順番
- クレンジング
- お風呂・洗顔
- 保湿
この順番が正解です!以下で詳しく解説します。
STEP①クレンジング
クレンジングは、必ずお風呂に入る前に行いましょう。
というのも、お風呂で濡れてしまうと、クレンジングと油分がうまく混ざらず、汚れが落ちなくなるからです。
肌の一番表面にあるメイク汚れを、クレンジングで最初に落としましょう!
STEP②お風呂・洗顔
洗顔のタイミングについては様々ですが、僕はお風呂の最後に洗顔することをおすすめしています。
理由は2つ。
- シャンプーやお湯で顔が汚れる
- 洗顔後すぐに保湿できる
洗顔した後にシャンプーをすると、せっかくキレイになったのにまた顔が汚れてしまいます。
また、ゆっくり湯船につかっていると、お風呂から出るころには顔は乾燥しています。
お風呂から出る直前に洗顔するのがおすすめです。
STEP③保湿
洗顔後は必ず保湿。クレンジングをしない朝でも保湿は徹底してください。
洗顔は良くも悪くも肌のバリア機能を破壊する行為。
しっかり保湿して肌を守ってくださいね。
クレンジングの「W洗顔不要」って何?
最後に、クレンジングによく記載されている、「W洗顔不要」という意味について解説します!
そもそもW洗顔とは、クレンジングと洗顔料で合計2回顔を洗うこと。
「W洗顔不要」と書かれたクレンジングは、クレンジングと洗顔料の2つの役割を兼ね備えており、その後の洗顔が不要です。
「W洗顔不要」のクレンジングがおすすめな人
「W洗顔不要」のクレンジングがおすすめできるのは、以下の人です。
- 乾燥肌・敏感肌の人
- メイクが薄い人
乾燥肌・敏感肌の人は、なるべく洗顔回数を減らして顔との摩擦を少なくしたい。
また、メイクが薄い人は「W洗顔不要」のクレンジングで十分洗顔することができます。
肌への負担が減るのでおすすめです!
「W洗顔不要」のクレンジングをおすすめしない人
逆に、「W洗顔不要」のタイプだと合わない人は以下です。
- オイリー肌(脂性肌)の人
- メイクが濃い人
オイリー肌の人は、一度のクレンジングで顔の汚れを落としきることが難しいです。
メイクが濃い人も同様で、しっかりと洗顔まで行った方がよいでしょう。
まとめ:クレンジングと洗顔を上手く使い分けよう
今回は、クレンジングと洗顔の違いについて解説しました。
クレンジングと洗顔はそもそも役割が全く違います。
正しく使い分け、肌への負担を減らしましょう!
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