保湿はワセリンだけで十分って聞いたけど本当?
今回は、こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 保湿はワセリンだけでは足りない
- ワセリンだけ使うと生じるデメリット
- ワセリンの正しい使い方
この記事を書く僕は、現役医学生。2023年には医師国家試験を受験予定です。
本記事の執筆者
有名インフルエンサーが紹介したことで、保湿はワセリンだけしかつけないという人が増えていますよね。
結論から言うと、保湿はワセリンだけでは不十分です。
今回は、ワセリンのみの保湿のデメリットについて解説した上で、正しく使うにはどうすればいいかを解説していきます!
保湿はワセリンだけでは足りない
結論から言うと、保湿はワセリンだけでは不十分です。
というのも、ワセリンの成分はほとんどが油分であるため、肌に油分だけを補給することになるからです。
保湿の基本は、水分と油分をバランス良く補給すること。
両方補給しないと、肌のバリア機能が保たれません!
保湿にワセリンだけ使うと生じる2つのデメリット
次に、ワセリンだけ使うことによるデメリットを2つ紹介していきます。
- 乾燥する
- ニキビができる
順番にチェックしていきます。
乾燥する
ワセリンだけ塗っていると、皮膚の乾燥が進みます。
ワセリンは水分が蒸発するのを防ぐ能力は高いのですが、肌内部に水分がなければ効果が半減してしまいます。
蒸発する水分がない状態で使っても意味ないんですね!
ニキビができる
2つ目の肌トラブルは、ニキビができやすくなることです。
ニキビの原因となるアクネ菌は油分が大好きで、ワセリンはまさに油分の塊。
皮脂が過剰になると当然ニキビができてしまいます!
ワセリンの正しい使い方
最後に、ワセリンの正しい使い方を紹介しておきます!
ワセリンを使う際の注意点は、主に2つ。
- 白色ワセリンを使う
- 化粧水とセットで使用する
深堀りしていきます。
白色ワセリンを使う
ワセリンを購入する際には、なるべく白色のものを選ぶのがおすすめです。
ワセリンは石油を精製して作られるのですが、純度が高ければ高いほど白色に近づきます。
その分価格が高いのも事実ですが、間違いなく効果も高いです!
化粧水とセットで使用する
ワセリンを塗る前には、必ず化粧水も使用しましょう。
ワセリンでは肌に水分を与えることはできません。
化粧水による水分補給をセットで行うと、ワセリンの真価が発揮されます。
水分⇒油分の順番で補給すると、肌のバリア機能の完成です!
まとめ:保湿はワセリンだけでなく、化粧水もセットで!
というわけで今回は、保湿はワセリンだけでは不十分であるということについて解説しました。
特に、日本人は水分が少なく、皮脂は分泌されやすいという肌質です。
ニキビができやすい最悪の肌質ですね…。
内側が乾燥しやすいインナードライの人が多いので、化粧水もセットで使っていきましょう!
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